dbs555mさん

フォトショップなんかでも本当に色々な事が出来るので、全体的な色合いを数パターン作ったり、鏡をひび割れさせて、もう少しハードな雰囲気にしたりと、色々と試行錯誤したりしましたが、考え出すとキリがないので、「もうここら辺で…」という事でアップしました。でも、結果は大満足ですよ、不二子のフルヌードを描かせて頂いたのですから（こればっかり！）。

不二子のこのポーズは原作（新）の『What's happened?』からです。モンキー先生のお描きになる、あの不二子の肢体、ポーズが本当に艶めかしくて、私もお気に入りです。原作では前髪が垂れていて、片目が隠れているのですが、そちらも妖艶で、実際描いてみました。後、原作初期風に、割とショートの髪型も…。髪の色も色々と試しましたが、今回は赤っぽい髪の毛にしました。まぁ、風貌はどうあれ、「いい女＝峰不二子」ですから、ヘアスタイルにしても、髪の色にしても毎回悩んじゃうんですよね、どれも似合いますから。でも、その悩むのが楽しいところでもありますが…。それにしてもこの不二子、描きながら思っていたのですが、何となく「あなた、車売る？」って言いそうですね（関西のchebさんなら、わかってもらえると思いますが…発砲酒さんも）。他の地域の方はゴメンナサイ！、ローカルネタなもんで…（苦笑）。

やっぱりメインは「全裸の不二子」ですので、それがある程度出来上がると、背景は「描くのが面倒くせぇ～」モードになりましたが（苦笑）、「極上の女」に似合う部屋を…と、これもまた、あれこれと試行錯誤して頑張りました。壁の方はフォトショップの「フィルタ」内の機能を色々と複合させて、結果的に結構「気品」と「重み」が感じられるようなものに仕上がったと思います。鏡のフレームは、本来ならアールヌーヴォー調のようなものが描ければ一番良かったのですが、私の画力ではこれが静一杯です（悲）。でも、これだけ大きなサイズで、ドーンと不二子のヌードを描いたのは、勿論、自分の欲望もありますが（苦笑）、「せめてインパクトだけでも…」という、ちょっと「切り札」と言うか「反則技」的な考えもあったのです（苦笑）。モンキー・パンチ先生のイラストは元々、キャラクターにしっかりとした輪郭線を描かないタッチなので（CGでイラストをお描きになるようになってからは、さらに顕著に表れていますが）、今回はその事を意識して、不二子の輪郭線を薄くしました。結果的に「柔らかでふわっとした感じ」が出て、妖艶さに磨きがかかったと思います。

ルパンと不二子の会話は、この絵を観て頂いた皆さんに、「この後の事は、御自由に想像して下さい…」という思いで書きました。スタンダードに、情事に事が運んだとしても、途中何が起こるかはわからない…。また、いきなりルパンが不二子めがけてワルサーの引き金を引くかもしれませんし、その逆もあり得ます。また、ルパンが不二子の顔を引っ張ると、銭形の顔が出てきたり…（それはちょっとキモチワルイ！？）…。まぁ、この後どんな展開になろうと、それら全てが「ルパン三世の世界」として成立しそうです。ですから、「ルパン三世」は一見軽快そうに見えて、実は「奥が深い」作品なんだなと思います。

原作（新）「シャードック編・不二子プリズナー」で、牢に入れられたルパンが、銭形警部の銃弾によって、その正体が峰不二子である事が暴かれますが、その時でも不二子は、ルパンのマスクがはがれようが、囚人服が破れて乳房が露わになろうが、笑みを浮かべて堂々としており、そんな姿に、また惹き付けられてしまいます。片目隠れの不二子もSEXYさ倍増で、本当にいいですね！。個人的には映画「マモー編」のライダースーツのジッパーを上げる時の「片目隠れ不二子」が印象深く、一番のお気に入りです。また、TVセカンドの「来週のタイトル予告」の、「横たわっている不二子」も好きです。「片目隠れ不二子」は、過去にお絵描き板で何度か描いた事がありますが、「フォトショップでじっくり時間をかけて描きこんで…」というのは無いです。またそういう絵も機会があれば、一度じっくりと描いてみたいと思います。ただ、今は「全裸の不二子をじっくりと描く」という本懐を遂げて（たいそうやな…）、放心、脱力状態になっていますので、いつになる事やら…（苦笑）。