Cotton Fieldsさん

リンダ〜博士の助手時代
2006/11/02 (Thu) 01:02
 
 
 
…豊満な身体を白衣で包み、その美しい顔にはメガネをかけてインテリジェンスを漂わせ…そんな女医さんに、あれこれと診察してもらうというエロ妄想が、一つのジャンルとしてあります(アホ丸出し)。
 
それで、そんなエロ妄想とは全く関係ないのですが、白衣を着た女性が描きたいと思い、今回のこの絵を描かせて頂きました。まぁ、リンダの場合はお医者さんではありませんが、ハインライン博士の研究助手をしていたという事で、 自然な感じですんなりと白衣姿が描けると思ったのです。私のイメージでは、リンダは大学時代に植物(或いは化学)を専門的に勉強し、優秀な成績を修め、そのまま大学院に進学。そして在籍中、その優秀さが認められてハインライン博士の助手として抜てきされたという感じです。
 
ただ本編のリンダはご存知のように、見た目が派手でミステリアスな雰囲気を持っていますので、普通に描くと、どうしても別人っぽくなってしまうので、「過去の姿」として、一枚のスナップ写真風に描きました。
 
ところで、この絵は1週間位前からちょこちょこと描いていたのですが、り〜ささんも日記にて書いておられましたが、つい先日、リンダの声をされた武藤礼子さんがお亡くなりになって…。奇しくも私が描いたこの絵も、何だか追悼絵っぽくなってしまいましたね。
 
本編では登場しない姿を、イメージだけで描くというのは難しいですね。まさか化学者の助手で、あんなに髪が長くてヘアバンド?させるわけにはいきませんし…。白衣も本当は、ボタンをきちっと留めていないといけないんでしょうが、あまり堅苦しい雰囲気がするのも何なので…。ですからこの絵は、大学時代の友人がリンダのいる島へ訪ねてきて、それからちょっと息抜きに外へ出た時に、その友人に写真を撮ってもらった…というイメージです。リンダはその友人に話していたんでしょうね、「私、今この花の研究をしているの…とってもきれいな花でしょ!」って…。
 
写真の中では誰もが笑顔で、そして生き生きとしていて…。その後のリンダの姿、そして悲しい結末を知っているだけに、自分で描いていながらも、ちょっと切なくなりました。加えて、先のコメントにも書きましたが、この絵の制作途中で武藤礼子さんの訃報を知って…。でも本当に、私なりの武藤礼子さんへの素晴らしい追悼絵になったと思います。それにしても、偶然と言うのは本当に不思議なものですね。
この時期にり〜ささんが「制服祭り」を開催されていなかったら、私もこんな絵(リンダ)を描くとは思いもつきませんでした。

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