林檎色のポケットさん

悲しき運命(さだめ)…悲しき花(ひと)…リンダ
悲しき運命(さだめ)…悲しき花(ひと)…リンダ
2005.11.21.
 
この絵はベルさん宅で2005.11.5.〜11.30.に催された「裸祭り」にて描かせて頂いたものです。
 
私は男なので、やっぱり「野郎の裸なんて描きたくない!」という事で、「女性なら誰がいいだろう?」と思案した結果、峰不二子の裸はポピュラーなので、リンダを描く事にしました。リンダも大人の女性ですし、私自身は彼女の儚げで、ミステリアスな部分にすごく惹き付けられます。
 
テーマは「裸」なのですが、この絵では「セクシーさ」よりも「アートっぽさ」を意識して描きました。髪の毛の描き方なんかを観て頂ければ、その雰囲気が伝わると思いますが、どこか頭の片隅にミュシャの絵をイメージしていたのかもしれません。テレビ本編のサブタイトルは「さらば愛しき魔女」ですが、そういう「魔女」と呼ばれるような女性だからこそ、どことなく神聖な感じに仕上げたかったのです。
 
ところで、この絵はフォトショップで描いて、お絵かき板にアップロードするという方法を初めてとった作品でもあります。「女性の裸を描く」」という事で、じっくりと描きたかったのです(苦笑)。それでも今改めて観ると、バックの花(第三の太陽)が結構チャチですね。「面倒臭がらずに、実際の花や写真なんかを見て、『植物とはどういう構造をしているのか』という事をもっとよく考えながら描けばよかった」と、少し後悔しています。
 
(コメント 2006.5.5.記)
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