林檎色のポケットさん

                           ルージュの伝言
                           ルージュの伝言
2007/10/16 (Tue.) 03:35:35
 
♪あの人はもう気付く頃よ 
♪バスルームにルージュの伝言…
 
「ユーミン」と言えば、「松任谷由美」よりも「荒井由美」の方がしっくりくる私ですが(どんだけ旧い人間やねん!)、今回はユーミンの名曲「ルージュの伝言」をイメージしながら不二子ちゃんを描いてみました。最初、不二子ちゃんの顔をシンプルに、背景に原色を多用して、60、70年代のポップでサイケなイメージで描こうとしたのですが、どうもイメージ通りの仕上がりにならず、ならば、「芸術の秋」らしく、絵筆で描いたような感じに仕上げました。その分、ちょっと「ポップさ」には欠けますが…。
 
普段はフォトショップで描く場合、結構パーツ毎にレイヤーに分けて描いているのですが、今回はベルさんの2周年の記念絵に感化されて、アナログ画ではありませんが、不二子ちゃんの顔をレイヤーで分けずに、紙に描くように一つのレイヤー内で描きました(背景とスカーフの模様は別です)。
 
それでこの絵は、「林檎色のポケット」開設2周年のお祝いとして描かせて頂きました。去年同様、あまり「お祝い絵」という感じがしませんが…(苦笑)。
 
今回は「ルージュの伝言」をイメージして描き始めましたので、魅惑的な唇になるように心がけ、唇の形、ルージュの色、艶には気を遣いました。ルージュの伝言の具体的な内容は、歌詞の中には出てきませんが、歌の内容からして私が思うに、たぶん「Good
bye My darling」みたいな事を書いたのではないかと…それで、その文字を読んだルパンが極度のパニック状態に陥っちゃった…みたいな感じで描いたんですよね。
 
本来は不特定多数の女性である峰不二子…何て素晴らしい設定なんでしょう!。それが一人の女性になったとしても、もっと色々な面を見せてほしいですね。テレスペのスタッフもその気さえなれば(もっと彼女に興味を持てば)、彼女を魅力的に描く事なんて、いくらでも出来ると思うのですが…。設定もそうですが、単に外見的な事でも、彼女にもっと色々なヘアスタイルをさせてみたり、色んなコスプレをさせてみたり…今回の私の絵もそうですが、私からしたらテレスペのスタッフには、「もっと不二子ちゃんで遊んでほしい!」と言いたいです。ネット上で皆さんが描かれている不二子ちゃん達の方が、どれもよっぽど魅力的ですもんね。
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