Lupin the Punch★

女刑事マニー・シャープ登場!
2005/09/17 (Sat) 02:20
 
 
さて今回は、ルパンマガジンのコミックからのキャラクター、マニー・シャープをメインに描きました。
彼女、なかなかいい味出していて、存在感があってイイですね。銭さんの相棒と言えば、原作のメロンが、アニメでは女刑事として登場しましたが、個人的には印象が薄い…。映画「バビロンの黄金伝説」の5人の国際美女婦警も同様…。
 
銭さんがルパン逮捕に命をかけているように、マニーは峰不二子逮捕に命をかけている様子がひしひしと伝わってきます。その理由が、単なる「嫉妬」だとしても…。でも、人の嫉妬ほどコワイものはありませんからね〜。銭さんをげんこつで殴ったり、見た目も気性も男っぽいですが、常に人目を気にして、お化粧を欠かさない可愛らしい一面も…。個人的には、機会があればアニメでも登場してほしいキャラクターです。コミックでの再登場は果たしてあるのかな?。
コミックでは髪の毛は黒いのですが、彼女、自分の地味〜〜な顔に相当コンプレックスを持っているようなので、髪の毛も赤色にカラーリングして、派手にしてあげました。
マニー・シャープの厚化粧を強調する為、顔だけ白っぽくしたのですが、もしかしたら「塗り間違いでは?」と思われるかもしれないと、ちょっと心配していたのですが、ちゃんとわかって頂けたみたいで、まず、それが嬉しかったです!。
 
和田アキ子さんは、言われるまで思い浮かばなかったのですが、なるほど!そうですね。若い頃なら確かにそういう感じがします。長身だし、付けまつ毛バシバシだし(あの時代は誰もがネ)、ファッションも革ジャンなんか着てたりして、「野良猫ロック」てな映画に主演されたりして、まさにそう!。
後、私がイメージしたのは、キャラクターは全く異なりますが、アニメ「デビルマン」に登場した妖獣ララです。彼女、美人なんですが、クシャミをすると顔がシワクチャに崩れてしまって、慌てて顔をこねくり回して元に戻すんですが、マニー・シャープも地味〜な素顔を人に見られまいと、たえずお化粧くずれを気にして、口紅とコンパクトを手離さないあたりなんかは、何となく通じるものがあって、なかなか面白い設定だと思います。
 
銭さんの相棒、部下に関しては、テレスペの場合、何度か書いてきましたが、あまり鮮明に覚えておりませんので、すいませんがコメントできません。ただ「ワルサーP38」って、確かこの若い刑事が、オアソビで(スタッフの)カリオストロ伯爵の記事が載った新聞を持っていたんですね。「何や、これは!」と思ったので、そこだけ覚えてます。後、何でしたか、銭さんは老警官とコンビを組んでいる時もありましたね。
「銭形突撃隊」というのは、宮崎監督の一つの作家性ですね。あの方は大昔、東映長編映画時代の時からああいう、みんなで力をあわせて、という感じが…ウ〜ン、ちょっと上手く文章で言えないっ!。セカンド・シリーズや映画「マモー編」の銭さんは、殆ど一匹狼状態ですね。
 
ところで「ルパンマガジン」のコミックについてなんですが、正直、前の山上正月さんの時は本当に読むのがツラかった!。絵が何か同人誌の延長みたいな感じで、失礼ですがプロとは思えないような感じで…。現在の深山雪男さんになってからは、結構楽しんで読んでいます。やっぱり私は劇画っぽい絵の方が性に合うようで、まぁ、あくまでも人それぞれの絵の好みの問題なんですが…。

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